世界のニュ−ス!
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2004年7月2日 天 気=はれ 特派員=makiko lommi 題 名=五輪聖火、ヘルシンキをゆく ニュ−ス=皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。今年2月以来、長い間お休みしていたヘルシンキからのニュースです。 今年も後半に入った7月早々、来月開催されるアテネ五輪の聖火がここヘルシンキにもやって来ました。前回開催地のシドニーから始まり、東京もすでに通過したという聖火ですが、ヘルシンキに五輪の聖火が来たのは1952年のヘルシンキ大会、1994年のリレハンメル冬期大会についで3度めとのことです。準備は実に昨年春から始まり、当日の今日は、往年のメダリストの他、一般公募から選ばれた120人のランナーが計50キロを走り、朝から午後7時過ぎまで続く終日のイベントとなりました。ニュース番組ではさまざまな走者の横顔を伝えるドキュメントが断続的に放映されるなど、オリンピック熱などさほど感じられないフィンランドでも、聖火リレーは興味津々のイベントだったようです。ここのところこちらは日本の梅雨を思わせるような不安定な天気が続いていましたが、今日は朝から好天となり、観る側にとっても楽しく、ヘルシンキ市内を中心に、夏のフィンランドの自然や歴史的建築物を楽しめるコースを組んだという準備の苦労も報われたように思えました。ちなみに今回ストックホルムからヘルシンキへやって来た聖火は、この後モスクワ、キエフ、ソフィアなどあと数都市を残すのみとのことです |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2004年2月18日 天 気=氷点下ながら身の引き締まるような爽やかな快晴 特派員=makiko lommi 題 名=長寿の秘訣・・・ ニュ−ス=今日18日、フィンランド最高齢者で北西部の都市トョルサに住むヒルダ・ハッキネンさんが110歳の誕生日を迎えました。親族によると、ヒルダさんは疲れやすくはなっているものの、年齢の割には元気。現在は老人ホーム住まいですが、入所してからは2年も経っておらず、5、6年前までは今年70歳になる実娘とともに何と電気も水道もないコテージに住んでいたとのこと。当時のインタビューに「電気があるに越したことはないが、楽をして弱くならないためにも、私たち年寄りにはいい薬だろう」と答えているのには脱帽の一言に尽きます。 友人知人らは、ヒルダさんの長寿の秘密は明るい性格とユーモアのセンスにある、と信じて疑わないそうです。 ヒルダさんは1894年生まれということになりますが、データによるとフィンランドには1800年代生まれが27人存命しており、そのうち3人が男性、残りが女性とのこと。フィンランド史上においては、120歳近くまで生きた人もいるということです。(各種報道、インタビューは”Sonera Plaza”ホームページより) |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2004年2月12日 天 気=快晴(ただし、零下) 特派員=makiko lommi 題 名=フィンランド式「ヘルシーな食卓」 ニュ−ス=昨年末の暖かさから一転、年明けから雪景色が続き、2月も半ばに近くなった今週はマイナス15度前後のこの冬一番の寒さとなっているヘルシンキです。 さて、今日はフィンランドの学校給食視察のために英国から国会議員らが来訪、というニュースです。イギリスでは子供の肥満が10年前の3倍にまで増加しており、その原因の一つとして不健康な学校給食があげられているそうです。今回来訪した一行はヘルシンキ市内の小学校で子供たちと一緒に給食を試食した後、スーパーマーケットも視察、フィンランドでは皆が健康的な食事をとることが可能になっており、英国人には見習うべき点が多い、とフィンランドの食生活を評価しているようでした。 小学校の給食はさすがに食べたことのない筆者ですが、大学やその他公共施設にあるような食堂は何度も利用したことがあります。セルフサービスのことが多く、その場合はパン・飲み物(ミルクやベリーのジュースなどから選ぶ)・サラダ・メインの食事・ジャガイモかライス、等を自分の好きなだけとりわけることができます。味の方はとりわけいいとも思えませんが、比較的シンプルな味付けでしかもまんべんなく食べられるという点では健康的と言えるのかもしれません。また、フィンランドでは乳糖やグルテンの不適応、その他のアレルギーもちが非常に多く、最低でもパンにつけるバターやミルクなどは自分の体質にあったものを選べるようになっています。 病院などで推奨しているのは「皿の半分に野菜、4分の1にメイン、4分の1に穀類かジャガイモ」という食事のとり方ですが、やはり結局は肉や乳製品が中心の欧米的な食生活。日本人としては不足しがちな野菜や藻類を意識的に食事に取り入れなければ・・・と常々感じています。 海外ニュ−ス=japnewsfinland |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2004年1月15日 天 気=くもり(雪景色) 特派員=makiko lommi 題 名=赤ちゃん誕生、届け出と名づけ ニュ−ス=2004年も半月が経過しました。昨年は御愛読いただきどうもありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 当家では新年早々男の子が誕生、世話に明け暮れる毎日が始まりました。ところで通常日本では2週間以内(海外在住の場合、3ヶ月以内)に出生届を提出しなければなりませんが、フィンランドでこれらの仕組みがどうなっているのか、今回は簡単に書いてみたいと思います。 赤ちゃんが生まれると、出生先の病院が自動的に登録局へ情報をコンピュータ送信してくれ、ID番号が発行されます。そのためいわゆる「出生届」は必要ありませんが、そのままでは赤ちゃんは名なしのままですので、後日自宅に郵送されてくる用紙で名前の届け出をすることになります。フィンランドルーテル教会に属している場合は教会に、その他の場合は登録局にこの用紙を提出しますが、クリスチャンの場合は普通生まれて2ヶ月くらいの間に洗礼式をし、その時に名前が発表されるという形をとります。教会に属さない場合も、同じような時期に洗礼式に準じた「お披露目会」をすることが多いため、フィンランドではそれらの式の間まで赤ちゃんの名前は「秘密」。日本と違い、名前で呼ばれるようになるまで生まれてから長い時間がかかるのです。 ちなみに登録局発行の文書によると、2002年誕生の赤ちゃんに最も多くつけられたファーストネームベスト3は、女の子でサラ(Sara)、ヴィーヴィ(Viivi)、エンマ(Emma)、男の子でエエトゥ(Eetu)、ユホ(Juho)、ニコ(Niko)だったとのことです。時代を通じて人気のあるフィンランド人の名前として挙げられているのはカーリナ(Kaarina)、マイヤ(Maija)、ヘレナ(Helena)、アンナ(Anna)、マルヤッタ(Marjatta)、リーサ(Liisa)、アンニッキ(Annikki)、ハンネレ(Hannele、以上女性)、ペッカ(Pekka)、アンテロ(Antero)、タパニ(Tapani)、カレヴィ(Kalevi)、タピオ(Tapio)、イルマリ(Ilmari)、マッティ(Matti、以上男性)といった名前。名前は1つだけということもありますが、2つか3つもらうということも多く、どの名前を普段使うかは大きくなってから本人が選ぶことができます。 ちなみにうちの男の子の名前は・・・もちろん「秘密」、実際は「現在考え中」です。 |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年12月28日 天 気=暴風雨 特派員=makiko lommi 題 名=クリスマスが終わって ニュ−ス=リスマスも終わり、気がつくと年末も押しせまってきました。長らく配信ができず申し訳ありませんでした。 今年のクリスマスは直前にまとまった雪と氷点下の気温がやってきて、イブの朝は理想的な「冷え方」でしたが、その後は気温もプラスに転じ、雪も溶ける一方というあまりフィンランドらしくない休暇だったように思います。いつもは親戚を訪れて賑やかに過ごすのですが、今年は年明けに出産を控えている上、休暇直前に大流行中のインフルエンザにもかかり、外出もままならず家族で静かに祝日を過ごしました。それでも料理だけはメインのクリスマスハムを中心に大量に用意し、食卓はそれなりにリッチなものになった?と自負しています。 23日にはまた関東ローカルのラジオ番組に出演し、フィンランドのクリスマスについてお話する機会がありました。番組で最も関心を集めたのは、何よりサンタクロースについてのようでした。フィンランドのサンタには奥さんがいること、「トントゥ」と呼ばれる子供の姿をした妖精たちが、ソリの手入れや、プレゼントをあげる子供たちがいい子にしているかどうかを事前にチェックに行く、といったサンタの仕事の手伝いをすること、またイブの日の夕方にサンタが直接家庭を訪問して子供たちにプレゼントを渡す、というのも「サンタは夜中にこっそりやって来る、目に見えないもの」としている国もある中、興味深かったようです。ちなみにこのサンタはアルバイトを頼んだり、家庭によっては近所の人に頼んだりお父さんが仮装して演じたりもします。 クリスマスが終わって一斉に報じられているのは、バーゲン情報。年明けの1月末ごろまでは続くということですが、こちらも早めに訪れたいところでしょうか。 |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年11月28日 天 気=雨 特派員=makiko lommi 題 名=年末・もう一つのお楽しみ ニュ−ス=22日にはラップランドからヘルシンキに特別列車でサンタ夫妻が到着(毎年恒例の行事です)、年末に向けて慌ただしい季節になってきました。クリスマスプレゼントやカード、そしてパーティ、料理の準備が煩わしくも楽しいシーズンです。天気の方は雨が続き、気温は東京の真冬程度とヘルシンキにしては大分暖かいものとなっています。 クリスマス前のもう一つのちょっとした楽しみが12月4日に一斉に行われる「年末調整」。前年度払い過ぎた税金がこの日還付されるのです。当局の発表によると、今年(2002年度分)は国民の6割に当たる約300万人に計13億3900万ユーロが支払われるということで、単純計算で平均446ユーロが該当者に還元される計算になります。まだまだこちらでの生活が一人前とは言えない筆者のもとにも、今年は納税者の一人として還付を受けられる旨の通知が舞い込んで来ました。 フィンランドを含む北欧諸国では国民の個人所得、納税額はすべて公表されており、誰でも自由に情報を閲覧することができます。社会福祉が充実し、貧富の差が小さいと言われてきたこの国にもやはり億単位の高所得者、高額納税者はいるもので、タブロイド紙にはこの季節、そんな人々の名前が踊ります。携帯電話で知られるノキア社の最高責任者は世界一の高給取りと日本でも報道されたようですし、「時代は変わった」と述懐する人の声も聞こえて来そうです。 ちなみに同じ時期、約87万人に対し合計8億1000万ユーロの税金の追徴も行われるということです。 |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年10月25日 天 気=大雪 特派員=makiko lommi 題 名=フィンランド最新ハイテク事情 ニュ−ス=###昨日の初雪に引き続き、今日はヘルシンキで初めての大雪の日となりました。車のタイヤを慌てて冬仕様のものに換えている人が続出している様子です### さて昨日、統計センターによる通信製品等の家庭普及率最新データが新聞に出ていました。 それによると、フィンランド家庭の45%にはインターネット接続があり、衛星放送・ケーブルテレビの42%を上回っていることがわかりました。インターネットの普及率はウーシマー地方(首都圏とその周辺都市を含む地方)および東ウーシマー地方で全世帯の半分以上に達している一方、普及率の最も低いラップランド、キュメンラークソ地方(フィンランド南東部の沿岸地方)で3割程度となっていますが、ケーブル放送等でまだ対象になっていない地域もあることを考えると、インターネット普及率の地域格差は比較的少ないとされています。 その他統計ではテレビが全世帯の94%、携帯電話が93%、自家用車が74%の普及率となっており、 テレビの約20%がすでに大画面テレビにシフトしているとのこと。日本でこれらの数字はどのように評価されるのでしょうか。ちなみに公共機関や職場等でのインターネット普及率などは、世界でも1、2を争う、さらに高水準のものとなっているはずです。(10月24日”metro”紙より) |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年10月22日 天 気=くもり 特派員=makiko lommi 題 名=またまた世界一!「報道の自由」度 ニュ−ス=フランスに本部をおく「国境なき記者団」が10月20日付けで発表した「報道の自由度ランキング」については日本でも報道されたようですが、フィンランドはノルウェー、アイスランド、オランダとともに第1位を獲得しました。 「国境なき記者団」サイトによれば、ランク付けはジャーナリストや報道機関への圧力(肉体的な危害や投獄、検閲等々)や圧力を行使する者への刑罰の度合い、国営報道機関を管轄する省庁の状況、インターネットから自由に情報を得られる度合いといった合計53の項目からなされたもので、必ずしも報道の質を反映しているものではありません。ヨーロッパでは特別な政治問題(例えば、バスク地方のジャーナリストの安全が懸念されるスペインは42位、等)を抱えていない限り、旧共産圏を含む多くの国が上位にランキングされています。 フィンランド人はとりわけ新聞を良く読む国民(データ的にはノルウェー、日本についで世界第3位)で、職場の昼休みの話題も新聞記事の話のことが非常によくあります。一般の新聞だけでも全国に220紙以上が存在し、さらに無料の新聞、タブロイド紙、雑誌、書籍・・・と人口の割に出版物の数が大変多いことでも知られています。 報道といえばこれに放送も加わるわけですが、確かにフィンランドがランク付けの条件に抵触するような状況にあるようにはあまり感じられません。政治や政治家等への批判もかなり自由に行われています。が、フィンランド人は元来外に向って声高に何かを主張するような気質の国民でもないせいか、言論や議論の自由はあっても、それを逆手にとったモラルのなさや荒唐無稽な理屈で世論に混乱が起きることもあまりないように感じます。また、事件報道なども概して非常に慎重に行われていると思います。 海外ニュ−ス=japnewsfinland | 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年10月19日 天 気=はれ 特派員=makiko lommi 題 名=「燃える秋」 ニュ−ス=ヘルシンキもここ1週間ほどで大分冷え込んできました。ヘルシンキを中心とする今年の南フィンランドでは、9月に日中と夜間の温度差が大きかった影響で、例年より美しい紅葉が見られるともっぱらの評判でした。郊外や地方はもちろん、遠出をせずとも、街のあちこちで黄色や赤に染まった木々を楽しめたのですが、ここ数日は日中の気温も東京の真冬に匹敵するくらいまで下がり、朝夕は氷点下となることも。本格的な冬が近づいていることを感じさせます。それでも、とりわけ寒かった昨年の日記を見るとヘルシンキでの初雪は10月6日とありますので、今年の冬は多少なりとも穏やかであってほしいと思います。 たまたまこの週末はヘルシンキから電車で2時間ほど北上したタンペレに行っていたのですが、こちらはヘルシンキよりも寒く、日中も氷点下。夕方には現地でも珍しいという「雹」が降りました。気温のせいか、氷の塊というよりも粒上の雪が降ってきたという感じで、止んだ後もぱらぱらと地面に残っているのを興味深く眺めました。 |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年10月9日 天 気=曇り時々雨時々晴れ(ちょっと日本のよう・・・) 特派員=makiko lommi 題 名=北欧オーケストラ会議 ニュ−ス=北欧5カ国のオーケストラ協会の持ち回りで1976年以来毎年開催されている「北欧オーケストラ会議」が、今年はフィンランドの古都、トゥルクで行われました。先週、スタッフとしてこの会議に参加する機会に恵まれ、今回はちょっとその様子をレポートさせていただきます。 会議はのべ3日半にわたり、日中は朝から続けざまにオーケストラ運営に関する各種セミナー、ワークショップ、パネルディスカッション、開催地トゥルクの音楽ホール見学等があり、夜はトゥルクシンフォニー交響楽団による公演鑑賞が2晩、トゥルク市主催のレセプション、最終日は夕方からチャーター船で離島へ出かけスモークサウナ・・・等々というプログラムでした。フィンランドならではのアトラクションも豊富でしたが、全体的には相当なハードスケジュール。参加者は北欧各国のオーケストラ幹部が中心で、フィンランドからは第一線で活躍する作曲家や指揮者も参加しました。ゲストスピーカーも音楽関係者だけでなく医学や社会学の専門家、オーケストラのスポンサーをしている企業担当者、政治家・・・と多岐にわたり、スタッフであったわたしにとっても「勉強になる」という以上に実りのある機会でした。 ちなみに、この会議では例年「スカンジナビア語」が公用語になっているのですが、今年はフィンランドで主催されたため、英語を中心としてプログラムが進められました。が、実際にはフィンランドでもスウェーデン語が公用語であり、スウェーデン語系の音楽関係者も少なくないため、一部のセミナーは完全にスウェーデン語で行われました。スウェーデン語の方も精進しなくては・・・と思ったのですが、数か国語を巧みに使い分けるこの地の人々には、あらためて感心させられた次第です。 <お知らせ> 来る10月14日(火)、文化放送「吉田照美のやる気manman」という番組の「仰天!海外カルチャーギャップ」コーナーに出演することになりました。放送は日本時間午後1時10分ごろということで、フィンランドについてお話することになっています。ご都合が合うようでしたら、ご笑聴くださいませ。※番組は、関東ローカルです。 |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年9月28日 天 気=曇り 特派員=makiko lommi 題 名=くつろげる?こんなメトロ ニュ−ス=この週末、ヘルシンキの地下鉄に驚きの仕掛けが・・・当地で人気のインテリア雑誌「Avotakka(アボタッカ)」が内装を手がけた車両が、9月25日から28日までの期間限定で走っています。外壁がペイントされた地下鉄や列車は日本でも時折見かけることがあると思いますが、内装に凝るのは工業デザインやインテリアに強いこだわりのあるフィンランド人ならではのアイデアかもしれません。新聞記事の写真によると、車両に入ると座席にクッション、床にマット、窓にカーテン、窓の下にはマガジンラックといった布製の小物が。ヘルシンキの地下鉄はオレンジ色が基調になっていますが、それに合わせた流行の70年代風のヘルシンキらしいインテリアとなっています。防災上、とくにカーテンなどは普通の生地ではなく、それなりの加工をした素材を使用すべきだという意見も出ているようです。※新聞記事を見て、写真を撮るべくメトロに乗ってみたのですが、すべての車両が対象になっているわけではないようで、残念ながら撮影はできませんでした。インターネットサイトからご覧ください(PDFファイル)。 PDFファイル1, PDFファイル2 |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年9月18日 天 気=はれ 特派員=makikolommi 題 名=留学生倍増計画 ニュ−ス=日本では元外国人留学生の犯罪等が問題になっているようで、最近その処遇が検討されているようですが、時を同じくしてフィンランドでは、外国人留学生の数を増やしていこうという動きが見られます。実際にも留学生の数はここ数年で明らかに増加しており、大学等高等教育機関への応募者数は2001年の約1000人から2003年には3500人近くと3倍以上に。 現在、フィンランドでは約7000人の外国人学生が学んでいますが、2008年には12000人まで増加するのではと見られています。 >> 政府としても、高等教育機関の国際競争力を高めるため(=この発想は日本の大学にあるでしょうか?)にも外国人学生の受入は重要と見ており、当面は交換留学制度を利用する学生数を現在の2倍、24000人にまで増やすことを目標にしたいということです。 フィンランドでは学費が無料なのが学生の側にとって大きな魅力ですが、滞在許可の取得にまつわる手続きが大変煩雑な上、移民局、大使館などでも国や担当によって対応がまちまちなこと、また言語の問題等が指摘されており、政府は関係機関に規制緩和やフィンランド語・スウェーデン語以外の言語での授業を増やすことなどを求めていくそうです。 また、最も大切なのは学生をどう選抜するかということ。 選考基準なども各大学で毎年検討が繰り返されているようです。フィンランドで学ぶ外国人学生の概要ですが、最も多いのはスウェーデン、ロシア、エストニア、中国の学生。留学生900人を対象にしたアンケート調査では、殆どの学生がすでにフィンランド以外の国の大学で学んだことがあり、すでに何らかの学位を持っている学生も多いということです。「フィンランドで学びたい」と明確な意思をもってやってきたのは全体の2 割以下だということですが、欧州・北米出身の留学生を中心に、就職や研究ができる環境にあれば引き続きフィンランドに住みたいと考えている学生もいるようです。(ヘルシンキ・サノマット紙サイトより)ィンランドに住みたいと考えている学生もいるようです。(ヘルシンキ・サノマット紙サイトより) |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年9月14日 天 気=晴れ(13日) 特派員=makiko lommi 題 名=キノコの世界 ニュ−ス=今年はベリー、キノコ類など森の幸が豊作で、わたしたちも訪れた森で大量に野生のキノコを集めることができました。こちらでは生鮮コーナーに常時並んでいるキノコはマッシュルームやしいたけ(!)などほんのわずかで、その他には乾燥キノコ、マリネされたものなどがあるものの、概して大変高価です。それだけに今年の豊作は「キノコファン」にとって願ってもないものだったようですが、それだけに森の事故にも注意ということでいくつかのケースが報道されています。例えば、キノコを狙うラップランドのヘラジカ(大型の鹿、英語でムース)が、森でキノコ狩りをしていたお年寄りを襲って怪我を負わせたり、毒キノコを誤って食べた人が病院に担ぎ込まれ、肝臓移植を要する事態に至った、など。キノコには生食さえできる種類がある一方、毒性の強いもの、また生で食べると死に至りかねないが乾燥させたり熱湯で煮たりすると美味なキノコに変わるなど、劇的な「変身」を遂げるものもあります。長年キノコ狩りを楽しみ、キノコに詳しい人の方が却って事故にあう確率が高いという専門家の指摘もあるそうで、その世界はなかなか奥深く侮れないもののようです。 |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年9月7日 天 気=快晴(再び夏日?) 特派員=makiko lommi 題 名=この秋の「目玉番組」? ニュ−ス=今日9月7日から毎週日曜日の昼30分、12回にわたり、フィンランド国営放送のYLEでフィンランド「史上」初の外国人向けフィンランド語講座「supisuomea(スピスオメア)」が放映されます。フィンランドにおける外国人の割合は人口比1.8%(2000年OECDデータ、同ランキング21位。ちなみに日本は1.3%で22位)と決して高くありませんが、ヘルシンキを中心とする首都圏内に限った外国人比率は5%以上、ヘルシンキ市内には10%を超えるという地区も見られるようになりました。第一回放映の今日は、「フィンランドへようこそ!」というタイトルで国の概要が例文を交えて説明され、フィンランド人だけでなく外国人もたくさん登場していました。放映中にはフィンランド在住の日本人の方が出演される回もあるとかで、国営放送ホームページには番組のサイトが設置され、フィンランド語の練習問題などに挑戦することもできます。放映によって、フィンランドに住む外国人のフィンランド語のレベル向上はもちろんですが、フィンランド人の外国人への理解が高まることも期待されます。 番組のサイトはこちらです。http://www.yle.fi/opinportti/supisuomea/ |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年8月25日 天 気=くもり 特派員=makiko lommi 題 名=ニューヨークに続き・・・ ニュ−ス=欧州全体で続く酷暑もフィンランドでは2週間ほどで落ちつき、現在はもう秋を待つばかりという寂しいほど涼しい毎日です。そんな中、先週23日(土曜日)夜8時20分頃から最長実に40分間にわたり、ヘルシンキを中心とする首都圏とその近辺で一斉に停電が起こるという事故が発生しました。単純に考えても、世界の大都市で長時間停電が続くというのは大変まれなことだと思いますが、ヘルシンキでもこのような大規模な停電は数年ぶりだったとのことです。日没は夜の9時ごろということであたりはまだ明るく、夕食の早いフィンランド家庭の多くが食事も済ませていたと思います。しかしこれが冬場で、ニューヨークのように長時間続いていたら・・・コンピューター、携帯電話、冷蔵庫、レンジ(当地ではガスより電気が主流)など、日頃いかに電気に依存しているかを痛感させられたできごとでした。原因の方はいまだに調査中で、全容の解明には数週間かかるともいわれています。 |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年8月2日 天 気=快晴(暑い!) 特派員=makiko lommi 題 名=異常気象 ニュ−ス=一ヶ月の夏休みでまたまた長らく失礼をしてしまいました。フィンランドではそろそろ新学期が始まるというところです。さてこちらでは、それまでの涼しさから一転して7月半ばから突然暑くなりました。連日30度前後の厳しい暑さが続き、湿度も室内で80パーセント近くなるなどまるで日本のよう。数百年ぶりの異常気象といわれています。こちらでは普通ならあまり必要がないため、日本のようにどこでも冷房があるわけではなく、家の中はもちろん、職場、車の中、時にはレストランなどでさえ冷房なしで過ごさなければなりません。扇風機があるのはまだいい方でしょう。これに合わせてバカンスのシーズンも少し延びてくれれば・・・といいたいところですが、当然のことながら現実はそんなに甘くはありません。春以来不調だったベランダ菜園がまた少しにぎやかになってきたのは嬉しいところですが。 |
| 発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年6月30日 天 気=くもり 特派員=makiko lommi 題 名=イチゴの季節? ニュ−ス=フィンランドの夏の風物詩の一つ、イチゴ。そのイチゴの収穫が、昨冬、そして今年の春まで長く続いた厳しい寒さの影響で大幅に遅れています。本来は6月も半ばを過ぎれば、地物のイチゴが獲れ、ヘルシンキ郊外でもイチゴ狩りが楽しめるのですが、今年は温室ものでも夏至祭(6月21日)以降、それ以外は7月半ばでないと出荷されないということ。もっとも、市場などではもう大分前から大粒のきれいなイチゴが出回っています。フィンランドのイチゴは粒も小さく酸味も強いと言われますが、すでに出回っているこれらのイチゴは、実はオランダ等からの輸入物なのです。私事になりますが、先日、この6月に北欧を旅行された日本人の方から「さすが、フィンランドではイチゴが美味しかったです!」と大変感激された様子のお便りをいただきました。が、真相は・・・。せっかく楽しく旅行されてきたのに、何と返事したらよいものか、ちょっと悩んだりもしている今日この頃です(ただ、店頭でよく見れば産地は明記されています。国産と偽って販売されていることはまずありませんので念のため)。 |
発信地=Helsinki, Finland 日 時=2003年6月18日 天 気=晴れ(涼しい風) 特派員=makiko lommi 題 名=女性首相辞任! ニュ−ス=###大変ご無沙汰してしまいました。長らく配信をすることができず、申し訳ありませんでした### 今一つ頼りなく、肌寒い天候が続く今年のフィンランド。ついにこの週末は一年で最も日の長い「夏至祭」を迎えます。そんな中、今日は春に決まったばかりの女性首相が早くも辞任という、衝撃的なニュースが報道されました。辞任するのは、今までもお伝えしてきたフィンランド初の女性首相ヤーッテーンマキ氏です。氏は、首相就任前の昨年末、ハロネン大統領の側近だったマルッティ・マンニネン氏(=首相と同じ中央党メンバー)が不正に漏洩したイラク問題に関する機密文書を受け取り、その情報を選挙運動中の答弁などに利用した疑いが持たれていました。今日(6月18日)朝、首相はマンニネン氏からの情報について「そのようなものは頼んでもいないし、受け取ってもいない」と受け取りを否定しましたが、夕方になって「首相を続けることは不可能」とハロネン大統領に解任を求めました。今日のテレビの特別番組では、選挙運動中の複数の政治討論番組でイラク問題を語る氏が「そのような情報を、どこから入手したのですか」と異なる相手から質問を受け「野党の一党首であれば、関連文書を読む機会は当然あります」とよどみなく答える姿が映し出されていました。機密を漏洩した当事者マンニネン氏は「当時、ヤーッテーンマキは情報に非常に感謝していた」と述べ、ヤーッテーンマキ氏との対立姿勢を見せています。いずれにしても、注目の的だった女性首相がたった2ヶ月足らずで辞任という、残念な結果には変わりはありません。 |