世界のニュ−ス!チューリヒ市発![]() 担当:小山千早(こやま ちはや)さん 出身:三重県 趣味:読書、太極拳、写真、スイスドイツ語の手話 |
ポラントリー市発![]() 担当:マルキ明子さん 出身:大阪府 趣味:ロック音楽、読書、映画鑑賞、古都巡り |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年8月24日 天 気=またしても快晴 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/221号 ニュ−ス=先週の初め、今年の2月にアルジェリアの砂漠で誘拐されて人質として拘束 されていた、ドイツ、スイス、オランダの観光客14人が約半年ぶりに解放された。こ の間に一人のドイツ人女性が暑さのため死亡したが、残りは全員、無事である。スイ ス人の人質はそれぞれ男女二人ずつで、家族との再会はマスコミをシャットアウトし て行われた。このへんの心遣いはいつも感心する。大きな事故が起こったとき、スイ スでは必ず被害者やその家族をマスコミにさらせないようにする。時間が経てば、イ ンタビューを受けるのはもちろん個人の自由だが。身代金は、世界の舞台への返り咲 きを狙うリビアが支払ったという。これまでにも何人かのスイス人が外国で誘拐され て身代金を要求されているが、政府がこの要求に応じたという例はない。おおやけに は、そういうことになっている。 *** 来週はボランティア活動で留守をするた め、お休みさせていただきます。次にはその報告をするつもりです。どうぞ、ご了承 ください。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年8月16日 天 気=やっと過ごしやすい天気に! 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/220号 ニュ−ス=ヨーロッパ全域に渡る異常な暑さは最近になって日本にも伝わりだしたよ うだが、この2、3日はようやく少し過ごしやすくなった。しかし、スイスでもとうと う山火事が発生し、住民が避難する騒ぎが起こっている。ドイツとの国境をなすライ ン川やボーデン湖では水位が異常に下がり、高温や酸素不足などで魚の大量死も報告 されている。また、水不足のため、農産物にも悪影響が出ている。暑さをしのごうと 湖や川に飛び込む人が多いためだろう、水の事故も多い。山でも永久凍土がゆるんで いるため危険が増している。唯一うれしいニュースといえば、この乾いた高温が続い たおかげで、ぶどうの収穫が例年より1ヶ月も早く行われ、高品質のワインができる ということである。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年8月10日 天 気=ますます暑くなって、今は毎日35度以上 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/219号 ニュ−ス=昨日の土曜日は、第12回Street Paradeが催された。ベルリンのLove Paradeに並ぶ大きなテクノのお祭りだ。陰にいても35度と記録的な暑さの中、ユニー クな衣装をまとった半裸の老若男女が90万人、チューリヒの湖畔に集まって夜遅くま で踊り続けた。昨年は初めての雨で20度に満たない寒さだったため、とても家を出て パレードを見に行く気にはならなかった。今年も家族を招いての夕食だったため、私 たちは出かけなかったが、この暑さでは予定がなくても果たして出かけていたかどう か…。寝不足やアルコールに猛暑が加わって、循環虚脱に陥る人もやはり後を絶たな かったようだ。ちなみに、イタリアの気象学者によると、この猛暑は9月半ばまで続 くという。ああ、ぞっとする。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年8月3日 天 気=再び快晴。これからまた数日間、30度以上の日が続くという。 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/218号 ニュ−ス=少しお湿りがあったおかげで、おとといの建国記念日にはチューリヒでは 例年通り花火が上がった。といっても、日本の花火大会とはまったく比べ物にはなら ないが。さて、今回も建国記念日にちなんだニュースをひとつお届けしよう。コープ 新聞が行ったアンケートで、スイス国歌の歌詞を全部知っている人はたったの4パー セントしかいないという結果が出た。日本にお住まいの皆さんはきっとひっくり返っ てしまうのではないかと思うが、ここに住む外国人は納得してしまう。私の周辺でも 歌詞を知っている人はあまりいないのではないか。メロディーはもちろん誰でも知っ ているが、1章節だけを知っている人が18パーセント、出だしだけという人が41パー セント、まったく知らないという人もなんと30パーセントに上る。学校などで国歌斉 唱をしないのも一つの理由だろうか。 *** もう一つ、スイスに住むみなさまへの 短いニュース。建国記念日の8月1日から一週間、国会議事堂が開放されている。毎 日、11時と14時には議員たちとのディスカッションも行われる。議長席などに一度 座ってみたいとお思いの方、いまがチャンスです。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年7月28日 天 気=貴重な雨 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/217号 ニュ−ス=今週末は3連休。8月1日の金曜日が建国記念日に当たるためだ。例年は花火 を上げたり、丘の上で火を焚いたりするのだが、今年は異常に雨が少なく、土地が乾 燥しているために多くの州で花火禁止令が発令されている。ところで、8月1日は農家 でいただく朝食やブランチも人気だ。一人20フラン前後で自家製のパンやジャム、 ベーコン、フルーツパイなどがお腹いっぱい食べられる。時間も9時から13時まで と、お寝坊さんにも間に合いそうだ。農家といっても、スイスでは大きな町のすぐ近 くにあるので、結構手軽に楽しめる。という本人はまだ未経験だが…。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年7月20日 天 気=今日も快晴。ただし、先週は死者も出た雷雨に見舞われた 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/216号 ニュ−ス=6月から続くこの暑さのせいで、いま、アルプスでは異常な状況が発生して いる。例年より早く雪解けが始まり、永久凍土が夏の太陽に焦がされて溶け出してい るのだ。そうなると、これまで凍土に支えられていた岩がくずれる危険性があり、登 山がますます危険になる。先週はマッターホルンで大きな岩崩れがあり、20人ものア ルピニストがヘリコプターで避難をした。その後数日間は登山が禁止されていたが、 今では解除されている。しかし、暑さはまだまだ続いており、事故が起こる可能性は 高まるばかりだと思われる。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年7月14日 天 気=またまた30度を超える日になるという… 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/215号 ニュ−ス=最近は、銀行の人員整理のニュースはあまり聞かなくなったが、航空会社 の「スイス」が飛行目的地を大幅に減らしたり、千人単位の解雇を発表したり、とス イスも相変わらず不況から脱出できないでいる。ところが、その恩恵をこうむってい る業界もある。トラム(路面電車)の運転手はほんの数年前までものすごい人手不足 に悩まされていたのだが、いまではほとんど解消されているという。新しい運転手の 中には、元パイロットやスチュワーデスもいるらしい。一見、簡単そうなトラムの運 転だが、適任者を探すとなるとなかなか難しいのだそうだ。一般的に女性ドライバー は結構見下されていたりするが、トラムの女性運転者はいまやほぼ4人に一人。スイ スへ来た当時は、女性のバス運転手に驚いたりしたが、運転手は男の仕事ではなく なったようだ。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年7月7日 天 気=織姫と彦星が絶対会える好天気 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/214号 ニュ−ス=いま、スイスはテニス界のニュー・ヒーローに沸き立っている。21歳のロ ジャー・フェダラーが、昨日、ウインブルドンでグランドスラム初優勝を果たした。 スイス人男性でははじめての快挙と、テレビでも新聞でもトップニュースだ。「テニ ス界のハリー・ポッター」(タイムス)、「10年か20年に一人の器」(ジョン・マッ ケンロー)と専門家からの評価に少々押され気味のフェダラーだったが、そのプレッ シャーに耐えてグランドスラム初優勝カップを手に入れた。彼の涙に涙腺が緩んだの は、私だけではないだろう。いつまでも今の自然なロジャーでいながら、長く活躍し て欲しい。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年6月29日 天 気=水不足になるほど、毎日続く好天 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/213号 ニュ−ス=安楽死に関する調査がベルギー、デンマーク、オランダ、イタリア、ス ウェーデン、スイスの6ヶ国で行われた。その結果、スイスはオランダと並んでもっ とも安楽死が実施されている国だという結果となった。確かに、マスコミで報道され る安楽死に関するニュースは少なくないように思う。「Exit」や「Dignitas」という 自殺を補助する組織も活発な活動を行っている。そればかりではなく、今回の調査で は、法律で禁止されている医者の積極的な安楽死補助も年間420件に上ると予測さ れることが明らかとなっている。デリケートな問題だが、今の世の中の発展を見てい ると、このような動きも当然のような気がする。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年6月24日 天 気=30度を越す蒸し暑い日々 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/212号 ニュ−ス=2週間も無断欠席をしてしまいました。実は、私のコンピュータもとうとう ウイルスにやられたらしく、フォントの数が徐々に減っていき、最後は3つになって しまって、インターネットの表示もおかしくなってきたため、入院・治療をしても らってきました。コンピュータもインターネットも便利だけれど、アンチ・ウイルス ・プログラムにもひっかからないウイルスもごまんとあり、感染してしまったときの 不便さや面倒さを身をもって味わった2週間でした。今日のところはとりあえずお詫 びとご報告で終わらせていただきます。また来週からよろしくお付き合いください。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年5月31日 天 気=気温が上がり、湿度も上昇。夕方には雷雨になりそうな気配 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/第211号 ニュ−ス=以前、海外ニュースでお伝えしたミステリー・パークが先週オープンし た。ベストセラー作家のエリヒ・フォン・デニケンの主唱で実現したテーマパークで ある。私も早速昨日行って来た。日本のテーマパークの規模にはまったく及ばない が、七つのパビリオンを見て回り終わったときには4時間が過ぎていた。それぞれの パビリオンでは、マヤ文化、エジプトのピラミッド、ナスカの地上絵、インドのヴィ マナ、イギリスのストーンヘンジ、そして宇宙人についての短い映画が上映される。 世界に広がる不思議な文明について思いを馳せたい方々、インターラーケンにあるミ ステリー・パークへ一度足を運んでみてはいかが?毎日10時から17時30分間でオープ ン。入場料は大人48フラン、子ども28フラン。 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年5月25日 天 気=昨日の汗ばむ陽気とは打って変わった曇り空 特派員=小山千早 題 名=読書室/第5号 ニュ−ス=昨日は義理の妹の教会での結婚式で…というニュースはもうやめておい て、今回は読書室、お勧めの本を紹介しよう。これまではドイツ語作家を紹介してき たが、今回はスイスに住む日本人女流作家の作品を紹介したい。12年前からフラン ス語圏の山岳地方に住む彼女は、今年の初めに日本語の小説『ラ・ヴィ・アン・ロー ズ(ばら色の人生)』の初出版を果たした。主人公の女性セシルのモデルは、彼女の 義理の祖母だという。スイスの田舎で繰り広げられるセシルの人生の背後には、日本 ではほとんど知られていないスイスの生活や歴史が描かれており、まさに一読の価値 がある。作者は、この本を通して、幸せな生き方とは何なのかと問いたかったとい う。今は三作目に取り掛かっているという彼女、これからもスイスの地に密着した作 品をどんどん発表していただきたい。『ラ・ヴィ・アン・ローズ』マルキ明子、新風 舎、750円+税 | |
| 発信地=チューリヒ 日 時=2003年5月4日 天 気=汗ばむほどの陽気 特派員=小山千早 題 名=海外ニュース/第210号 ニュ?ス=今回は私事をニュースにさせていただこう。なにせ、おめでた続きの楽し い日々だったのだから。先週の金曜日に義理の妹が結婚をし、翌日は隣人カップルが 盛大な結婚パーティを行ったのである。義理の妹たちは、身内だけが参列する中、町 役場で婚姻届に署名をし、そのあとはワインで乾杯。向こうはイタリア出身の大家族 なので、ワイワイと賑やかだった。5月末の教会での結婚式はさらに賑やかになるこ とだろう。隣人たちの方は、知り合ってから 11年が経つという。義理の妹たちも5年ほど前から一緒に住んでいたが、こちらは同 居も長い上、4歳と1歳の娘までいる。いろんな趣向を凝らした、スイスにしてはかな り大掛かりなパーティだった。彼女たちも同じように役場で署名をしたが、それだけ で教会では式を挙げないという。こちらも、二人の娘とともにとても賑やかな笑い声 の絶えない時間を過ごしたようだ。*** さて、今週から今年初めての休暇に出るこ とになりました。というわけで、次の2週間は勝手ながらスイスからの海外ニュース をお休みさせていただきます。 | |