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世界のニュ−ス!

米国
   世界のニュ−ス!

特派員(弊社契約通訳者、研究者、学者、など)の生の記事!


ノーリッジ(Norwich)市発

  担当:谷々(やや )さん
出身:宮城県
  趣味:読書

発信地=アンカレッジ(アラスカ州)
日 時=2002年7月22日
アンカレッジ近郊にはいろいろなハイキングトレイルがあるのですがその内の一つ、Crow Passで先週の土曜日に第19回Crow Pass Crossing footraceが行われました。クロウパスは元々Iditarod犬ぞりレースに使われていたルートで昔は開拓者や郵便局の人などが犬ぞりで通っていた道なのですが現在はハイキングトレイルとして愛用されています。トレイルが始まるのはアンカレッジを30マイルほど南下したガードウッドと言う所で、昔の金鉱跡やレイブン氷河、湖などを通り抜けるイーグル・リバー、ネイチャーセンターまでの約26マイルの山道で、普通の人は大たい2〜3日かけてキャンプをしながら行くのですが今年の優勝者、Harlow Robinsonは3時間8分38秒の記録を出したそうです。まぁ、ここまではよくある話なのですが今年のレースはクマが出たそうで走者133人の内、たくさんの目撃者が怯えながら固まって移動したらしいです。(その内の何人かは“ベアー、ベアー!”と言う叫び声を聞いて途中で引き返したらしい。あらら。。。)出てきたクマはみんなブラック・ベアーでグリズリーはいなく、どうやらただ単に興味にそそられ見に来ただけみたいです。普通、ブラックベアーと言えば大きさは負けますがグリズリーと違い人間を食べ物と間違えたりする傾向があり危険なのですがこの辺のクマは人間にあまり興味を示さないらしいとの事です。アンカレッジ近辺でハイキングや釣りを予定している方はご注意を!(Crow Passの他、Campbell Creek周辺もグリズリー目撃者が出ています。)

発信地=アンカレッジ(アラスカ州)
日 時=2002年7月17日
今月のScienceに掲載されたAnthony A. Ardent氏の研究結果によると、毎年約38.4?ものアラスカの氷河が溶け海面水準を上げているとの事です。Ardent氏曰く、1950年から1990年代の中頃にかけて毎年約52?の氷河が溶けていたのですが過去5年間にアラスカの氷河はこの2倍に近い速度で溶け出している事が分りました。アラスカは全世界の氷河の約13%を占めているのですが、この値は世界中の海に流れ出す水の約半分に等しいそうです。もちろんこれはアラスカの気候の変化に関係しているのですが、降雪量の低下によるものなのか温暖化によるものなのかはっきりした原因はまだ分っていません。尚、グリーンランドや南極大陸は世界中の大部分の氷河を占めていますが雪解け水はアラスカのそれよりも少ない事が分りました。氷河は常に変化しているのですが、ん〜、そう言われてみれば今年見に行った時は去年に比べ確かに小さいような気がしたなぁと思いました。

発信地=アンカレッジ(アラスカ州)
日 時=2002年7月16日
アラスカの夏の楽しみの一つと言えば鮭釣りですが、主に5種類の鮭がいてその内一番大きいのがChinook (キングサーモン)、次に大きいのがCoho (銀鮭)、その他Chum/Dog Salmon, Sockeye (紅鮭)、Humpies/Pink Salmonなどがいます。キングサーモンは場所によって異なりますがアンカレッジ近辺は大たい5月の下旬から6月の下旬までがシーズンで普通のライセンスの他にキングサーモン用スタンプの購入が必要で20インチ以上(約50cm)のものは1シーズン5匹までと決められています。私も今年は約35ポンドほどのキングを2匹あげ、後3匹釣れるのですがもうすでに冷凍庫が満杯状態になってしまいました。。。困った。キングサーモンの次に上がってくるのは銀鮭、その次が紅鮭、ピンクサーモンなどですがアンカレッジ市内で有名なShip Creekと言う川はどうやらキングの時期が終わったようで先週はほとんど鮭がいなく後は銀鮭を待つだけの様です。さて、前置きが長くなりましたが今週の水曜日から7月31日まで鮭釣りで有名なキーナイ川でのDipnet Fishing (虫取り網の巨大版みたいな網漁)が始まります。これはアラスカ住民だけに毎年約16,000ほどの許可がおりる物でフィッシング・ライセンスを持っていれば無料で購入出来るのですが、今年から12時間まで5ドルの駐車料金が取られる事になり集めたお金は寄付金に廻されるそうです。尚、Kasilof Riverは7月25日から8月7日まで、Copper Riverは7月4日の独立記念日にオープンしたのですが今週末頃に又再開します。(注:Copper Riverの水は濁っているので何色の網でも構わないそうですがKenaiやKasilof Riverに行く人は魚に気付かれないように透明が良いらしいです。)

発信地=アンカレッジ(アラスカ州)
日 時=2002年7月2日
天 気=晴れ
題 名=
ニュ−ス=フォーレイカー山はマッキンリー山の隣に位置する山でクレパスが多く、危険度の高い山で有名ですが(登山成功率は4分の一に満たないほど)2〜3週間ほど前にそのフォーレイカー山で3人の若い男性グループ(そのうちの一人はなんと15歳!凄い。。。)が登山中に雪崩に巻き込まれ亡くなり、あらまぁ、若いのにかわいそうだなぁと思っていた所今度はマッキンリー山で61歳のカナダ人、Michael Heckさんが転落事故で亡くなってしまいました。マイケルさんは1932年以来の高齢者でソロで登っていたそうです。登山前、レンジャーは彼の登山経験が浅い事や修理が必要なのではないかと思われる旧式の登山用具などを心配し、悪い予感がしていたと話しています。彼が転落したのはDenali Passと言うエリアで、下山者の事故が最も多いと言われる所でした。Denali Passは平均35度の傾斜ですが場所によっては45度にもなるアイスと柔らかい雪で覆われた危険地域で今年に入ってから最低でも6件の転落事故が起きており、その内の2名は重態だそうです。マイケルさんはそのDenali Passに夜中の12時頃ようやく現れ、心配していた他の登山客がベースキャンプから見上げていた所(白夜なので見える)約1,000フィートほど転落し救助隊やボランティアの人達が駆け付けた時にはもう死亡していたとの事です。彼が足を踏み外した原因などははっきりしていませんが、一つだけ良かったなと思うのはどうやら彼は死ぬ前にマッキンリー山頂に辿り着けたらしいです。


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